このツールは,KSU ISEにおける各コースの終了要件を単位取得科目から確認するためのツールです. ttt は「単位をたくさん取ろう」の頭文字です.
なお,このツールを使った事による不利益は,いかなる場合であっても一切保証しません.
credits.json
を準備し,次のようにコマンドを実行してください.
$ ttt credits.json
今まで単位を取得した科目を列挙したJSONファイルです. 文字列の配列として科目を列挙してください.
具体的には,次のように単位取得科目を書いていってください.
[
"ソフトウェア工学I",
"基礎プログラミング演習I",
"基礎プログラミング演習II",
"発展プログラミング演習",
]
$ ttt --help
ttt バージョン 1.0.0
ttt [OPTIONS] <CREDITS.JSON...>
OPTIONS
-c, --course=<COURSE> 特定のコースのみの判定を行う.部分一致.
指定されない場合は全コースで判定を行う.
-e, --on-error=<TYPE> エラー時の挙動を設定する.デフォルトは WARN(エラーを表示して続行).
有効値は IGNORE(エラーを無視),WARN,QUIT(エラーを表示して終了).
-y, --year=<YEAR> 入学年を指定する.デフォルトは 2018.
-v, --verbose 冗長出力モード.デフォルトはOFF.
-h, --help このメッセージを表示する.
ARGUMENTS
CREDITS.JSON 単位を取得した講義を列挙したJSONファイル.複数指定可能.
Webページから,Web上で判定できます.
- Safari 未対応 😟
- Google Chrome OK 😄
- Edge たぶんOK :simple_smile:
- Firefox たぶんOK :simple_smile:
$ docker run --rm -v "$PWD"/home/ttt tamada/ttt:1.0.0 credits.json
credits.json
のあるディレクトリで実行してください.
なお,docker のオプション,引数の意味は次の通りです.
--rm
- Docker終了後,コンテナは自動的に削除される.
-v "$PWD":/home/ttt
- ホストOSの
$PWD
(現在のディレクトリ)を,コンテナOSの/home/ttt
に割り当てる. - コンテナOSでは,
/home/ttt
でttt
が実行される(ttt
ユーザにて実行される).
- ホストOSの
tamada/ttt:1.0.0
- Docker Hubで配布されているDockerfileを特定するためのID.
tamada
がttt
という名前でバージョン1.0.0
として配布しているDockerfileを利用する.
credits.json
- ホストOSにある
$PWD/credits.json
をttt
の引数に与える.
- ホストOSにある
data
ディレクトリに,lectures.json
とcourses.json
が含まれています.
lectures.json
が科目一覧で,科目ごとの科目名,配当学年,単位数が記録されています.
courses.json
はコース一覧を表しています.
詳細は,data
フォルダをご覧ください.
$ brew tap tamada/brew
$ brew install ttt
Dockerを使った実行を参照のこと.
$ go get github.com/tamada/ttt
- Releaseページから適切なバージョン,OS,アーキテクチャのファイルをダウンロードする.
- ダウンロードした tar.gz ファイルを慎重する.
- 適切な場所にインストールする.
data
ディレクトリは/usr/local/share/ttt/data
以下にあるか,カレントディレクトリ以下にあることを前提としています.
- GitHubのページからリポジトリをクローンしてください.
git clone https://github.com/tamada/ttt
- 作成されたディレクトリに移動してください.
cd ttt
make
を実行してください.make
- カレントディレクトリに
ttt
というバイナリが作成されます.