Misskeyサーバーの構築にご関心をお寄せいただきありがとうございます! このガイドではMisskeyのインストール・セットアップ方法について解説します。
Misskeyはrootユーザーで実行しない方がよいため、代わりにユーザーを作成します。 Debianの例:
adduser --disabled-password --disabled-login misskey
これらのソフトウェアをインストール・設定してください:
- Node.js (12.x, 14.x)
- PostgreSQL (10以上)
- Redis
- Yarn
- セキュリティの観点から推奨されます。 yarn をインストールしない方針の場合は、文章中の
yarn
を適宜npx yarn
と読み替えてください。
- セキュリティの観点から推奨されます。 yarn をインストールしない方針の場合は、文章中の
- Elasticsearch
- 検索機能を有効にするためにはインストールが必要です。
- FFmpeg
-
misskeyユーザーを使用
su - misskey
-
masterブランチからMisskeyレポジトリをクローン
git clone -b master git://github.com/syuilo/misskey.git
-
misskeyディレクトリに移動
cd misskey
-
最新のリリースを確認
git checkout master
-
Misskeyの依存パッケージをインストール
yarn install
-
.config/example.yml
をコピーし名前をdefault.yml
にする。cp .config/example.yml .config/default.yml
-
default.yml
を編集する。
次のコマンドでMisskeyをビルドしてください:
NODE_ENV=production yarn build
Debianをお使いであれば、build-essential
パッケージをインストールする必要があります。
何らかのモジュールでエラーが発生する場合はnode-gypを使ってください:
npx node-gyp configure
npx node-gyp build
NODE_ENV=production yarn build
yarn run init
お疲れ様でした。これでMisskeyを動かす準備は整いました。
NODE_ENV=production yarn start
するだけです。GLHF!
-
systemdサービスのファイルを作成
/etc/systemd/system/misskey.service
-
エディタで開き、以下のコードを貼り付けて保存:
[Unit] Description=Misskey daemon [Service] Type=simple User=misskey ExecStart=/usr/bin/npm start WorkingDirectory=/home/misskey/misskey Environment="NODE_ENV=production" TimeoutSec=60 StandardOutput=syslog StandardError=syslog SyslogIdentifier=misskey Restart=always [Install] WantedBy=multi-user.target
CentOSで1024以下のポートを使用してMisskeyを使用する場合は
ExecStart=/usr/bin/sudo /usr/bin/npm start
に変更する必要があります。 -
systemdを再読み込みしmisskeyサービスを有効化
systemctl daemon-reload; systemctl enable misskey
-
misskeyサービスの起動
systemctl start misskey
systemctl status misskey
と入力すると、サービスの状態を調べることができます。
git checkout master
git pull
yarn install
NODE_ENV=production yarn build
yarn migrate
なにか問題が発生した場合は、yarn clean
またはyarn cleanall
すると直る場合があります。
なにかお困りのことがありましたらお気軽にご連絡ください。