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Vimいいよってお話 |
Vim |
sayuprc |
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何か布教したいエンジニア AdventCalendar 2019の5日目の記事です。
普段はサーバーに接続して直接ファイルを編集するときにvimを使っています。 使っていく中でいいなと思った点、微妙だと思った点を挙げていきます。 具体的な操作方法はそんなに詳しく書いていません。
個人的にはこれが何よりの利点です。 何をするにしてもマウス操作がいらないので無駄に手を動かすことなく、タイピングに集中できます。 h,j,k,lのカーソル移動に慣れてしまうと、ほかのエディタ使うと少しイライラします…
ほかのエディタでは編集したいファイルをクリックして開いてから編集しますが、vimの場合vim <編集したいファイル名>
と打つだけですぐに編集ができます。
またサーバーにあるファイルを編集する際、ほかのエディタではSFTPなどの設定をしたり、サーバーからファイルを落として編集、アップロードしなければいけませんが、vimを使う場合基本的にサーバーに接続しているのでそのような設定や操作がいらないのも手軽でいいです。
設定を.vimrc
というファイルに書く必要があり、ほかのエディタと比べるとわかりやすいとは言えません。
またプラグインを入れることもできますが、やはり他と比べると少し面倒に感じます。
Ctrl+n/Ctrl+pで一度書いた単語を補完することはできますが、一度も出ていない単語は補完してくれません。 プラグインで解消することはできますが、やはりIDE等の補完や予測変換には負けると思います。
正直これが一番大きい点だと感じます。 ノーマルモード、インサートモードなどのモードの概念や各コマンドなど覚えることが多く、初めて触ったときは拒絶感がありました。 ですが、基本的には
- ノーマルモードからインサートモード(ノーマルモードでiキー)
- インサートモードからノーマルモード(インサートモードでESCキー)
- ファイルの保存(ノーマルモードで:w)
- 編集終了(ノーマルモードで:q)
ができれば十分で、さらに便利にしたいと思った時にコマンドを調べればいいので、1日もあれば上記の操作はできるようになると思います。
vimは少し癖があって扱いにくい印象がありますが、慣れてしまえばどうということはなく、シンプルな分、自分好みのエディタにすることが可能です。 この記事を読んで少しでもvimに興味を持ってもらえたらいいなと思います。
これだけは絶対に設定ファイルに書いたほうがいいです。
inoremap <silent> jj <Esc>
通常インサートモードからノーマルモードに戻る際、ESCキーを押す必要がありますが、この設定ではjを2回押すことでインサートモードからノーマルモードに戻ることができます。 押すキーは1つ増えますが、少し離れたESCキーを押すよりも効率よくモード切替ができます。