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File metadata and controls

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Sunflower #001 ビルドガイド

*English version is here.

1

[TOC]

バナナトウモロコシのキーボードを見て、私も「何か作りたい」と思い、家族と話をしていたところ「ヒマワリはどう?」と言われ、私は「え?ヒマワリ!?」と思いました。「ヒマワリですか…困」と。

早速、ヒマワリを検索。当初はリアルなヒマワリを想像していたのですが、アイコンのように簡略化されたデザインが多く、これならば作れるかもと思った次第。

■必要なパーツ

下記のパーツを準備して下さい。

名称 型番 数量
MCU XIAO RP2040 1 pcs
キースイッチ Kailh Low Profile 7 pcs
ダイオード 1N4148 7 pcs
ロータリーエンコーダ EC12E2440301 1 pcs
ねじ M2 8mm 8 pcs
クッションゴム 7.9x2.2mm 丸形 4~8 pcs

※ダイオードは、スルーホールでもSMDでも問題はありません。(両方に対応)

■3Dデータ

下記にモデルデータ(STEP、STL)があります。

各パーツは、下記のようになってます。

名称 数量 メモ
petal_A_1 1 最上部(MCUの上)の花びら。USBコネクタと干渉しないように、bridgeパーツと接着させることを前提とします。花びら自体の厚みは2mm。キーキャップの機能は設けないので、ステムは付けません。
petal_A_2 7 キーキャップになる花びら。花びらの厚みは2mm。その花びらにステムパーツを取り付けます。
petal_B 8 petal_Aの後ろに配置する花びら。厚みは2mm。円柱の脚を付け、ネジ止め用として1.8mmの穴を開けます。
bridge 1 MCU上に配置するpetal_A_1と、その左右にあるpetal_Bを繋げるパーツ。接着剤を使って固定することを前提としています。
dial 1 ロータリーエンコーダのノブ。球体を潰し、半分にスライス。エンコーダと接続する脚を作り、穴を開けます。
stem 1 厚みは3.8mm(回路基板 1.6mm+クッションゴム 2.2mm)。今回のデザインでは連結はさせず、飾りとして置く感じです。

■3Dプリント

前述の3Dデータをプリントします。私は光造形方式(SLA)にて行いました。プリントサービスを利用するのも良いかもしれません。

■塗装

塗装は好みで行ってください。私の行った塗装は「サーフェイサー→研ぎ→サーフェイサー→塗装色→つや消しクリア」が基本的な手順です。

ダイヤル部分については、回す時に滑らないように、下地と塗装色の間にチッピングコート(スプレー)を使用して、ザラつきを出しています。

※上記画像、つや消しクリアを塗布する前の写真しかありませんでした。

■回路基板データ

下記にガーバーファイルがあります。PCB製造サービスに発注してください。

■ファームウェア

下記にUF2ファイル、JSONファイル、ソースファイルがあります。

UF2ファイルを使用する場合、XIAO RP2040をブートローダーモードで起動させて、ダウンロードしたUF2ファイルをアップロードします。

※XIAO RP2040と作業用のPCをUSBケーブルで接続して、BOOTボタンを押しながらRESETボタンを押します。 ドライブとして認識されるので、UF2ファイルをドラッグアンドドロップしてください。アップロードすると、マウント解除され、自動的に再接続されます。

あとは、REMAPを使用して好みのキーマップにしてください。

■組み立て

回路基板の組み立てを行い、その他のパーツ類を装着していきます。

4

注意点:

  • XIAO RP2040は、PCBに直付けで設計しています。(ピンヘッダやコンスルーは使用しません)
  • XIAO RP2040の上に来るPetal_A_1とPetal_Bは、上記の写真のように、bridgeパーツにて接着させて下さい。

■完成

組み立てが完了したら、葉っぱを添えて、完成となります。

■最後に

下記のSNSにも投稿をしております。

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  • Reddit ※このキーパッドを含む、自作キーボードの投稿です。
  • instructables ※このキーパッドの投稿。その他の投稿もあります。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

良きキーボードライフを。