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macropad_000_xiao_rp2040_jp.md

File metadata and controls

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MacroPad #000 XIAO RP2040 ビルドガイド

*English version is here.

[TOC]

クリスマスのオーナメントを模したキーパッドです。

■デザイン

図柄についてはフリー素材を使用していますが、商用利用不可な素材が含まれております。ご注意ください。

※ラピッドプロトタイプを目的として製作したので、上記の素材を利用・流用した次第。

※外形の星型はオリジナルです。

■必要なパーツ

下記のパーツを準備してください。

名称 型番 数量
MCU XIAO RP2040 1 pcs
キースイッチ Kailh X Switch 4 pcs
ダイオード 1N4148 5 pcs
水平ロータリーエンコーダ EVQWGD001 1 pcs
コンデンサ TMK212F104ZQ-T (SMD, 0.1μF, 25V, 2012M) 1 pcs
LED WS2812B-B 1 pcs
クッションゴム 7.9x2.2mm 丸形 5 pcs

※キースイッチは、Kailh Low ProfileやCherry MXも使用できます。ソケットには対応してません。X Switch以外の場合、別途、キーキャップを用意してください。(私は、キーキャップがセットになったキースイッチを購入しました)

※ダイオードは、SMDも使用できます。

※コンデンサとLEDはSMDのみ使用可です。

※クッションゴムは、好みのサイズでも問題ありません。

■回路基板データ

下記にガーバーファイルがあります。PCB製造サービスに発注してください。

■組み立て

コンデンサとLEDは、SMD仕様にしてありますので、慎重に作業してください。

その他のパーツはスルーホールなので、通常のハンダ付けの要領で進められます。

注意点:

  • XIAO RP2040は、PCBに直付けで設計しています。(ピンヘッダやコンスルーは使用しません)
  • ダイオードの向きが判別し難い箇所があります。星型の外側方向にダイオードの帯が来るようにして下さい。水平ロータリーエンコーダ上部のダイオードは左側に帯がくるようにしてください。
  • 個人的に最も苦労したのは、水平ロータリーエンコーダを組み込むコツが分からなかった点です。慎重かつ大胆にアプローチしてください。(実は1個壊しました…)

■ファームウェア

下記にUF2ファイル、JSONファイル、ソースファイルがあります。

UF2ファイルを使用する場合、XIAO RP2040をブートローダーモードで起動させて、ダウンロードしたUF2ファイルをアップロードします。

※XIAO RP2040と作業用のPCをUSBケーブルで接続して、BOOTボタンを押しながらRESETボタンを押します。 ドライブとして認識されるので、UF2ファイルをドラッグアンドドロップしてください。アップロードすると、マウント解除され、自動的に再接続されます。

あとは、REMAPを使用して好みのキーマップにしてください。

下記の画像は、デフォルトのキーマップ(レイヤー0&1)です。見れば分かる通り、もはやキーパッドではなく、イルミネーション機能だけをマッピングした単なるオーナメント状態ですw

■完成

ファームウェアをインストールした後、再接続した状態でLED(WS2812B-B)が点灯・点滅すれば正常です。REMAPでの編集も可能です。

これで完成となります。

■最後に

下記のSNSにも投稿をしております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

良きキーボードライフを。